無頓着な松のショートエッセイ

いろんなことに無頓着な著者が、なんとなく思ったことをエッセイ風に書き連ねる雑記ブログです。何か感じるところがあったりしたら嬉しいですが、気軽に読んでもらったらと思います。


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嫌々でもちゃんとやるということ

歯医者に行ってきた。理由は話せば長くなるが、とにかく奥歯と真ん中辺の歯、合計3本抜いて、奥歯には部分入れ歯、真ん中辺の歯にはブリッジを当て、先日ようやくすべて完成したので、その後の様子見と、あとは歯のクリーニングということである。歯医者にはもう何度も行っているけど、どの歯医者も、主訴が解決しても歯のクリーニングだなんだと言って、延々と通院させるのは何なんだろう。一度付いた客からはどんどん絞りとってやろうという思惑を疑ったりもしたけれど、まあ、歯は大事なものだし、欠かしたら取り返しがつかないので、それくらいの投資はしておいたほうがいいのかなということで、あまり文句も言わずに通うことにする。

で、今日もクリーニングに行ってきたのだが、これまでいい加減に歯磨きをしていたことがプロの目には一目瞭然で、容赦無い指摘をされ、手鏡持たされて「こことここにこんなに歯垢があるでしょ」なんて言われて、恥ずかしいったらありゃしない。実際に鏡を見ながら歯垢除去されるのはかなりの羞恥プレイであった。

振り返ってみると、前に綺麗にしたばかりのときは、これはイカンと思って、気合を入れて歯を磨いていたのだけど、ここ最近は適当にやっちゃっていたことは否定できない。歯科衛生士の人にいくら言い訳しても、自分の怠慢は自分が一番良くわかっている。恥をかくことで、これはダメだなと心底思うことができた。

正直なところ、歯磨きは面倒である。朝は支度でバタバタしているとき、夜は疲れてもう寝たいとき、できればすっ飛ばしたい作業であるが、磨かないわけにもいかないので嫌々やっている。でも、嫌々でもちゃんとやらないと、今回のように容赦無い指摘を食らって恥をかくわけである。嫌なことでもどうせやるなら、やったことに対するメリットがほしい。それは、適当にやっていては手に入らないもので、結局はしっかりやらないと、ただの骨折り損のくたびれ儲けとなってしまうのだ、と、今回の通院では理解することができた。この手のモチベーションを保つためにも、定期的に歯医者に通うのには意味があると、考えを新たにした休日でありました。

育んでいくもの

3年くらい前から、友人とバンドを組んでいる。友人とバンドを組んでいるというより、当時知らない人だった人の募集に応じてバンドに加入し、今では気の置けない仲間になっている、と言った方が正確であるが、経緯なんかは特にどうでも良い。とにかく私は今バンド活動をしているのだ。ちなみに、楽器はエレキベースを担当している。

先日、そのバンドのライブを挙行したのであるが、そこで感じたところがあった。自分のプレイとしてはツッコミどころはたくさんあったけど、場内も盛り上がり、楽しいステージにすることができた。演奏を終えて、別バンドの演奏が始まるまでの間、見てた人と談笑していたのであるが、初めて見たという人から「すっごい上手くて!」と言われた。先述の通り、私としては間違いも多くしたし、そもそもそんなに難しいことは全然やっていない(難しいところは簡単にアレンジし直した!)。なので、謙遜じゃなく本心から「いやいやいやいや!」と否定したわけであるが、後で録音した音源を聴いてみると、意外と上手く聞こえるのである。

自分としては、もっといい演奏ができたという手応えがあるステージは他にもあったし、今回の出来には納得していないのであるが、これまでで一番良く聞こえた。何が良かったかというと、テクニックとか正確さとかじゃなくて、もっと曖昧な、言葉や数字では表せない、グルーヴ感。ドラムとの誤差が0.0何秒とかそういう問題じゃないので、なんとも説明のしようもないし、結局、メンバー同士が互いに敬意をもち、同じ方向を向いて、一つの曲を作り上げていく作業の末にようやく育っていくものだと思う(一流ミュージシャンでもなければ)。

そんなことを考えたので、ウチのバンドも、これから各メンバーのテクニックが格段に向上するというのは難しくても、バンド全体としての実力(味というのだろうか)はまだまだ伸ばすことができると確信することができた。正直なところ、仕込みが進まずにプレッシャーばかりかかり、もう一切の音楽活動を辞めてしまおうかと考えた時もあります。でも、今回の録音を聴いて、もっとやれると思うことができたので、まだまだ頑張っていきたいと、今は思っている。

なので、今度のライブには遊びに来てください。

【インコ】自己紹介

このブログにインコは初登場ですね。我が家のインコの自己紹介をしたいと思います。

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ホオミドリウロコインコ(パイナップル)のぱいんです。 内弁慶で臆病。

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同じくホオミドリウロコインコ(ノーマル)ののんです。 おっとりして素直。愛らしい性格。

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セキセイインコのぽぽ。 陽気でフレンドリー。

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同じくセキセイインコのはなです。 気が強いお嬢様だがツンデレ

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みんな仲良しです。これからよろしくお願いします!

ストレス解消法

無頓着とはいえ、これでも一丁前に仕事などでストレスを溜めたりし、憂鬱になったりもする。こういう時に意識してやろうとするのが、ボーっとすることである。自分の場合、とり越し苦労で勝手に不安になっていることが多いので、ボーっとして「まあ、どうでもいいか」「なんとかなるだろう」の境地に達することができるこの方法はしばしば有効である。禅や瞑想といったものがメンタルヘルス的にも取り沙汰されるのも理解できる。

しかしこれができるシチュエーションというのはそんなに多くない。まず、一人である必要がある。家族くらいならいてもいいんだけど、やっぱり気になるものだし、一人でいるに越したことはない。また、静かである必要があるので、そのためだけに家族に静かにしろというのも忍びない話である(しかも、どれほどの間静かにしていればいいのかも分からないのだから)。そうすると、最も適したシチュエーションは、風呂で湯船に浸かっているとき、ということになる。ぬるい湯船に浸かっていると体もリラックスしてくるものだし、湯船に浸かってただただ天井を見つめてボーっとしていると、憂鬱な日曜の夕方なんかは特に助かる。

もうひとつ可能なシチュエーションがある。寝るときである。寝るときに頭の中から考えを追い出せば、寝付きや睡眠の質も良くなって、これまた肉体的な健康の増進にも資すると思われる。なので、寝る時もなるべく物を考えないようにして目を閉じる。以前に読んだ禅の本には、何も考えてはいけない!と思っている時点でよくなくて、何かしらの考えはどうしても出てくる、そのときに、その考えをさらっと流してしまうのがコツであるということが書いてあった。なので、そうしようとするのであるが、どうも寝るときは上手くいかない。「何か考えが出てきたら流してやるんだ流してやるんだ」という考えに凝り固まってしまうのである。そうするとボーっともできないし、そんなに力が入っていたら却って寝付きも悪くなる。風呂ではできるのに寝るときにはできないのはなんでなんだろうか。 風呂ではただボーっとするだけなのに対し、寝るときの場合、その先に「寝なきゃ」という思考があるからかな。

なんにせよ、このストレス解消法は結構気に入っている。風呂の準備が面倒でシャワーで済ませたいときなんかを除き、日常生活を変化させることなく、もちろん追加の費用がかかるわけでもなく、手軽にできる方法だし、効果も実感しているからである。禅や瞑想というとちょっと大変なように感じるが、その入門編として、ただボーっとする時間を持つのはお勧めである。ちょっとの空き時間でもスマホを覗いて何かしていることの多い現在、こういう時間は結構貴重というか、意識的に持つほどの価値があると、無頓着ながらに思ったりしている。

私とポケモンGO

巷ではポケモンGOが大流行りである。でも私は全く手を出していない。流行りに乗らないのを信条としているわけではなく、単に、ポケモンとかよく知らないしなあ、という理由。他に理由があるとすれば、あんまりあちこち出かけたいタイプじゃないので、あまり楽しめなさそう、というのもある。しかしこれは鶏が先か卵が先か論争じゃないけど、やり出したらそのために出かけるようになるのかもしれないけど。

私の住んでいるところはそんなに都会というわけでもないが、一応スポット(?)はあるようで、街角でスマホを覗き込んで、無言で何やらやっている、2,3人の集まりを見かけたことがある。交通の邪魔とか危険とかそういうことは全然ないので悪いことはないんだけど、見ていて強烈に気持ち悪さを感じた。これは何なんだろう。繰り返すが、別に彼らは何の悪いことも迷惑なこともしていないので、彼らを非難することはできないし、そのつもりもない。でも、自分はこの集団の中にいたくないと、不思議なくらい強烈に思った。有体な言い方をすると、生理的に合わないというやつだろう。私とポケモンGOは生理的に合わないのだ。よく知らないけど、課金とかもあるのだろうし、昔全国の駅名票の写真を1000枚以上集めた身としてはコレクションものの魅力(恐ろしさ?)もある程度分かるので、どはまりして散財する脅威から私を遠ざけてくれたことについて、彼らには感謝しないといけないかもしれない。

といってもあくまで私には合わないということが分かっただけなので、愛好者におかれましては一に安全二にマナーで、楽しんでいただいたらいいと思う。くれぐれも事故や犯罪に巻き込まれないように。ちなみに、「一に安全二にマナー」の文言にピンときた方、福岡の方ですね?(ニヤリ)三に仕掛けはポイントで!

西日本と東海では梅雨が明け、本格的な夏に突入した。私は関東在住なのでまだなのだが、もう間もなくだろう。ということで、夏である。実は私は暑いのは大の苦手である。だけど、夏は好きという矛盾した気持ちを持っている。何せ天気がいいし、街の雰囲気、人々の雰囲気が開放的、活動的に見えて、なんだか楽しい気分になる。海水浴や花火大会など、夏ならではのイベントも良い。行かないけど、テレビなんかで見るだけでもテンションが上がる。自分の生活としては特に変わることはないんだけれども、そういう楽しくなるポイントがあるというのが、私にとっての夏の魅力である。ついでに言うと、TUBEも好きである。

また、夏には夏ならではの風情がある。先述した花火もそうだし、蝉の声、昔だったら風鈴、夏にだけ作っていた麦茶とか… まあ、風情といえばどの季節でもあるけれど、夏特有だと思うのが、「終わり」という概念。夏の終わりという言い方はするけど、冬の終わりという言い方はあまり聞かない。夏の終わりの寂しさのような風情もまた、毎年心をくすぐってくる。高校野球も終わり、鳴く蝉はツクツクボウシに変わり、日は短くなって夕暮れが似合うようになり、昼暑い割に朝夕は冷え込んできて… 学生時代には「夏休みが終わる」という大イベントがあり、それぞれにその夏の終わりを惜しむ、といったような、しんみりした雰囲気が、何とも言えず好きである。まだ夏が始まったばかりでこんなことを書くのもアレだが、夏の風情として自分が思うのはこんなところです。

こんな魅力的な夏だけれど、最初に書いたとおり、暑いのは大の苦手。これだけ克服できれば、立派な夏男になれるのだが…