無頓着な松のショートエッセイ

いろんなことに無頓着な著者が、なんとなく思ったことをエッセイ風に書き連ねます。


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痛めた親指と私のスポーツ

指をポキポキ鳴らす癖がある。指だけじゃなくて、手首とか肩とか首とか腰とか背中とか、そこら中の関節を鳴らすことができる。もちろんすべての指を鳴らすのだが、1本だけ鳴らない指がある。それは、右手の親指。昔は鳴っていたのであるが、高校生の時、昼休みにバスケをやっていて突き指をした。それ以来、右手の親指は鳴らなくなってしまった。というか、痛くて鳴らせなくなってしまった。あれから20年余。今でも鳴らない。鳴らないというだけで、日常生活には全く支障はないんだけれども。捻挫や突き指の類はいつまでも影響が残り、程度によっては下手したら骨折より厄介とも言われる。それも納得できる。しかし昼休みにバスケなんてほとんどやったことないのに、なんでまたその時に限ってやってたんだろう。20年以上も、おそらく一生残る怪我をすることも知らずに。

今は知らないけれど、当時のわが校のスポーツと言えばバレーボールです。球技大会でも花形だったし、どのクラスもとても鍛えられていて、素人とは思えないレベルの高い大会だった。自分は経験もないし、背も高くないし、運動がすごく得意というわけでもなかったので、活躍するとまではいかなかったけど、一生懸命練習して、なんとかあんまり足を引っ張らないくらいにはできるようになった。あの時の燃えっぷりは今でも忘れられない。淡々とした高校生活だったけど、数少ない青春らしい思い出です。活躍はしてないからモテはしなかったけれども。

ということで、スポーツでは怪我をすることはあっても、好結果を出したり異性にモテたりといったことは一切無かった。でも、人には認められなくても、これまでできなかったことが練習によってできるようになる、これまで見えなかった世界が見えるようになる、というのはかけがえのない経験で、大学では運動部に入って日々汗を流した。大学では強い指導者という存在がいなかったため、自律が求められた。というか、適当にやるなら適当にやっても誰も咎めない。ただ結果が出ないだけ、という環境の中、自分なりに課題を見つけてそれを克服できるよう練習する、という機会に恵まれた。

それでも目立った成績は挙げていないわけだけど、スポーツを通じてそれなりに得るものはあったのかなと思っている。漫然と日々を送りがちな自分に発破をかける材料だったり、ふとした時に浸れる美化された思い出の材料だったり。もちろん、同じような経験は人によって異なるものから得られるもので、私はたまたまスポーツから得られたというだけなので、みんなスポーツやれなんてことは言わない。ただただ、誰にも文句を言わせずに自ら励むのみである。しかし、もう齢四十を過ぎ、怪我のリスクは高校時代の比ではない。つい先日も肉離れを起こした。そこだけは自覚して、しっかり準備をしてからプレイするようにしよう。