無頓着な松のショートエッセイ

いろんなことに無頓着な著者が、なんとなく思ったことをエッセイ風に書き連ねる雑記ブログです。何か感じるところがあったりしたら嬉しいですが、気軽に読んでもらったらと思います。


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処罰感情に流されて、ざまぁとは思ったものの

先日、東京の立川駅日野駅の間で、撮り鉄が線路に侵入して電車を止めてダイヤが乱れるという事件がありました。影響を受けたという人もたくさんいましたし、ニュースになったり動画で上がったりしているので、ご存知の方も多いと思います。私の友人も、このせいで乗っていた電車が止まって困ったそうです。この事件ではずいぶん批判の声が上がりました。あ私も御多分に洩れず、このように、人に迷惑をかける輩というのは嫌いですし、動画の中や掲示板での身勝手な言動には憤りを覚えます。

で、たまたま昨日Twitterで、またそういった撮り鉄の狼藉を見てしまったものですから、頭に血が上ってしまい、その後、Twitter上の、撮り鉄を批判、罵倒するツイートに片っ端からイイネするなどしていました。大半の撮り鉄はルールやマナーを守るんですから、とか、知ったことじゃありません。

そこで知ったのですが、わざと電車の前を車で走ったり、電車の窓から顔を出したりして、撮影の邪魔をするという勢力もあるということ。そうでなくても、偶然車や人が映り込んでしまって撮影が台無しになり、撮り鉄たちが怒声を放つ、といった動画がいくつもあることを知り、これは痛快、ざまぁと思ってしばらくあれこれ見ていました。

しかし振り返ってみると、こういうネガティブな感情で時間をダラダラ費やすのって、なんかとっても無駄なような気がしました。以前にも、いわゆるDQNや変なクレーマーを撃退したという体験談の動画を延々と見ていたこともあるんですが、こういうのって延々と見ちゃいますからね。

確かに、撮り鉄DQN、クレーマーといった、人の世に害なす連中が痛い目に遭うのは痛快ではあるのですが、他人が不幸になるのを見たいという欲求のもとの行動に貴重な時間を費やすというのはなんとも。例えば自分の目の前にそういう不埒な輩がいたとしたら、その悪事を止めるというのは必要なことだとは思いますが、自分と全く関係ないところまで見に行く必要はないというか、最初っから目に入れずにいた方が、精神的には健全ですし、その分、自分を高めたり、必要なことをしたりする時間に当てた方が合理的というものです。

まあ、強いてよかったことを挙げるとすれば、このような狼藉に対する対処方法の例を学ぶことができた、ということですかね。とはいえ、願わくば、世の中から変な人がいなくなって、このようなノウハウを使う必要がなくなることを祈ります。