無頓着な松のショートエッセイ

いろんなことに無頓着な著者が、なんとなく思ったことをエッセイ風に書き連ねる雑記ブログです。何か感じるところがあったりしたら嬉しいですが、気軽に読んでもらったらと思います。


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過疎地にて(追記予定)

この夏、お盆とは少しずれた時期に夏休みを取り、5年ぶりに九州の田舎に帰省した。妻曰く、「田んぼと川と山しかない(から大好き)」田舎への久しぶりの帰省をし、3泊4日過ごすうちに、大きく考えるところがあった。
 
それは、「ありのまま、自然体」でいたい、と強く思うようになったことである。見栄というか、自分の中のギスギスしたものが、綺麗さっぱり吹っ飛んだ。人を言い負かしたからなんだ、有能と思われたからなんだ、誰が馬鹿だからなんだ、そんなことが一切どうでも良くなった、ネットなんかで誰が何を言っていようとまったくどうでもいい、論争なんて知ったことじゃない。そういう風に心から思えるようになった。実際に温かい人と人との繋がりがあるんだもん。それでいいじゃないか。人より偉かろうが無能だろうが、どうでもいいのだ。
 
といっても、何もかもを捨てて世捨て人みたいになったのかというとそういうわけでもなく、知的好奇心はまだまだ旺盛である。また、将来的に実家に帰りたいと思っているのだが、そうすると、今のスキルを活かせる仕事なんてそうそう無いわけだから、仕事やお金儲けにギラギラしなくなったかというとむしろ逆で、考えがシビアになっている(と言っても、しっかりとした生活の基盤ができれば、それ以上はそんなに多くを望まないけど)。そうやってしっかり食っていける前提の中で、ただ朴訥と生きていきたい。そんな風に思った。