先日道を歩いていたら、草刈り作業をしているところを2日続けて見かけました。作業員の方は暑い中大変だとは思いますが、その刈られた草の匂いに、昔の夏を思い出しました。
外出先から帰るときに、堤防の上を通って帰ることがあるんですが、夏は両脇に草が生え放題で、草の匂い、草いきれですんごい暑い中自転車漕いで帰っていました。ブヨの塊とかがたまに漂っていて、突っ切って行ったら目に入ったりして。
そんな感じで暑いわ虫が入るわの散々な思い出だったようにも思えますが、なんか夏の風物詩として懐かしく思い出されます。暑い草いきれにうんざりするなんてこと、東京に出てきてからはないですから。そもそも「草いきれ」なんて言葉の存在すら忘れていましたし。そのかわり、アスファルトの照り返しにやられますけどね。
最近は涼しくなって夏の風物詩と呼べるものもだんだん見られなくなってきました。蝉の鳴き声もほとんど聞かれなくなりましたし、激しい夕立も降らなくなりました。実家からは新米が届きました。日中はまだそれなりに暑いですが、もう秋ですね。そりゃあそうですよね、9月ももうすぐ終わりなんですから。