プロ野球観戦が好きである。それは広島に住んでいた時から変わっていないが、見方はずいぶん変わった。以前は外野席に座り、好きな球団の応援に声を枯らしていたが、最近は内野席の少しでも良く見えるところを取り、まったり観戦している。と言っても、得点時なんかは近くの人と喜び合う、そんな感じ。なので、好きなチームの試合を観に行く時は、ホーム球場ならともかく、ビジター球場だと、購入する席種に気をつけないといけない。
最近はまっているのが、思い入れのないチーム同士の試合をビール飲みながら観戦することである。観戦した時に応援しているチームが負けると少なからず凹むが、思い入れのないチーム同士だと結果に関係なく気分良く帰れる。また、よく知らない選手が出てきて、新たな発見ができることもある。そんな選手はちょっと応援したくなる。現時点でのそういう選手の例は、楽天の中川大志選手である。
なんにしても、最近はのんびりニコニコ観戦したいというのがあるので、敢えて好きなチームの試合は避けているという側面もある。ビールを飲み、目の前では有名選手のプレイが繰り広げられている。これでいいじゃないかと思う。贅沢な時間である(ビールはたくさん飲むので、金銭的にも贅沢になってしまう)。こういう観戦スタイルと野球は相性がいい。売り子さんがビールを売りに来てくれるし、そうでなくてもチェンジの間に買いに行けばいい。Jリーグも1度観戦したことがあるが、ハーフタイム以外でビールを買おうと思ったら、試合から一旦目を離さないといけない。まあいいんだけど、その間に点が入ったりしたらなんかもったいないような気がする。
自分の観戦スタイルと相性のいいスポーツをたまたま好きになったという意味では、ラッキーである。ちなみにこの観戦スタイルは、競馬や競艇とも相性がいいが、これらは予想を伴うため、あまり酔っぱらわない方がいいと思われる。なんにしても飲酒はほどほどに、と、自戒を込めて。