無頓着な松のショートエッセイ

いろんなことに無頓着な著者が、なんとなく思ったことをエッセイ風に書き連ねる雑記ブログです。何か感じるところがあったりしたら嬉しいですが、気軽に読んでもらったらと思います。


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20年ぶりに訪れた中華料理店にて

この前、連休中だったかな、ちょっと大きな買い物(高額というわけではなくて、買う物の容積が大きい)をするために、車を借りました。カーシェアリングですね。そこでついでに昼食もと思って良いところを探したのですが、そういえば、今の家は東京に最初に出てきたときに住んでいた場所から割と近いわけですから、そのときに行っていた店に行こう!ということにしました。

東京に出て最初に住んだのは会社の寮だったんですけど、住んでから1年ほどで、都の都市計画で取り壊されてしまったんですよね。で、この寮は月曜から土曜までは賄い付きだったんですが、日曜は賄いがないので、どこかに食べに行かないといけない。ということで、よく近くの中華料理店に行っていたんです。

調べてみると、寮が取り壊されてから20年にもなりますが、元気に営業中と言うことだったので、喜び勇んで行ってきました。駅からは遠く、家から歩いて行くのもちょっときつい、原付だと自分一人しか行けない、ということで、車で出かけられる、しかも近場に出かけるこの日は妻を連れて行く絶好の機会だったんです。

近所のパーキングに車を停め、ワクワクしながら中に。ああ、全く変わってないよー!おじちゃんもおばちゃんも変わってないよー!メニューも値段も変わってないよ-!妻は初めて入るお店なので感慨も何もあるわけないのですが、私だけ一人で感激していました。食べるのはもちろん当時よく食べてたメニュー。正直、ずば抜けて美味しいものでもないですけど、久しぶりの感激が相まって最高の食事になりました。

そのお店は、愛想の良いおばちゃんと、ちょっと神経質そうなおじちゃん(息子?)が二人で切り盛りしているお店なんですが、帰り際に、20年ぶりに来たこと、近所の寮に住んでいたことを話すと、二人ともとても嬉しそうな笑顔を見せてくれました。特におじちゃんの100万ドルの笑顔は本当に嬉しかったです。

さっきも書いたように、交通の便が良くないし、駐車場もないので、なかなか頻繁には通えないでしょうが、また行きたくなりました。おしゃれな店では全くありませんが、またそれが良いんです。人の温かみを感じて、幸せな気分になった昼食でした。