ついさっき、競馬界激震のニュースが入ってきました。ディープインパクト死亡。もともと悪いところがあったということですが、そんな急に命がどうなるとは思ってもみなかったし、ただただ驚きです。
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ディープインパクトを初めて見たのは、デビュー2戦目の若駒S。私みたいな素人にもはっきり分かる、桁違いの走りでした。これはクラシック取るとすぐに思いました。でも、誰もがそう思ったと思うので、「掘り出し物を見つけた」という感じでは全くなかったですね。
その後の活躍は言うまでもなく、シンボリルドルフ以来の無敗の三冠馬となるなど、とにかく強かった。後ろから行く割には危なげなく勝つんですよねー。でも、こういう最強馬というのがいると、負かしたくなるのが私の性格で、だからライスシャワーが大好きというのもあるんですが、とにかく誰か一泡吹かせてくれと、そんなことをいつも思っていました。決してディープインパクトのことが嫌いというわけじゃないんですけどね。同様のことは、タイキシャトルとか、最近だとアーモンドアイとか、去年のルメールとかにも思っていました。なのでハーツクライ好きです。
そんな感じで、私はディープインパクトの強さを認めながらも、ディープ大好きとかいう感じではありませんでした。といっても、この早すぎる死がショックでないわけがありません。まだ種牡馬生活バリバリ現役の最中ですからね。
私みたいな一回のファンからしたら、ショックで悲しくて、ご冥福をお祈りするくらいのことですが、競馬界にとってはとても大きな損失、関係者は大変でしょう。経済的な事もありますし、競馬のレベルアップに大いに資する種牡馬ですからね。でも、関係者というと、私は、いつもすぐそばで世話をしていた人の悲しみを想像してしまい、それで胸が締め付けられます。その人にとっては、名馬だろうが名種牡馬だろうが関係なく、可愛い我が子だったろうし、今は本当に辛いと思います。
どうかディープインパクトが安らかに眠れますように。悲しみに暮れる人たちの心が温かく癒やされますように。