無頓着な松のショートエッセイ

いろんなことに無頓着な著者が、なんとなく思ったことをエッセイ風に書き連ねる雑記ブログです。何か感じるところがあったりしたら嬉しいですが、気軽に読んでもらったらと思います。


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食材買いだめにはIoTが有効

10月に引っ越してから、大きく変わった習慣があります。それは、休日に食材を買いだめするようになったこと。以前住んでたところでは、最寄駅の近くに大きなスーパーがあって、毎日帰り道に食材を買うことができたんです。


それが今は、家から駅が近くなったのはいいのですが、途中にそういうスーパーがなく、駅から反対方向にしばらく歩かないといけないんですね。そうなると、毎日スーパーに行くというのは、不可能ではないにせよ非常に面倒なわけで、でも食材は必要なわけで、自然と今のように、休日に散歩がてら出掛けてまとめ買いするようになったわけです。


でもこのやり方は、結構お金の節約になるからいいなと思っているところです。まとめ買いしていなかった頃は、まずメニューを考えて、それに必要なものをその都度買うというやり方でしたが、今では「とにかく今あるもので作る」ということを念頭に置いてメニューを考えるので、ある程度出費が抑えられています。


それでも買い忘れなんかあったらその都度仕事帰りでもスーパーに行って買い足したりすることもあるので、完全に週末だけで出費を制御できているというわけではないのですが、それでも大分出費をコントロールできるようになったのはいいことだと思います。


ただ、買いだめをするようになると、今家にどの食材があるのかを把握しておかなければならないのが大変なところです。だいたい仕事帰りにレシピを検索してメニューを決め、帰って一息ついたらすぐにとりかかるという日課になっているので、メニューを決める段階では家(特に冷蔵庫の中)に何が残っているか確認することができない。


で、冷蔵庫の中にあったのに忘れてて使わず、食材をダメにしてしまったこともあります。これが凹むんですよ。本当に申し訳なかったって。ホントこういうのに弱い私なので、冷蔵庫の中身の把握は非常に重要な課題なんです。


まあ帰ってからメニューを決めてもいいんですけど、そうするとなかなか決まらなかった時に作り出すのが遅くなっちゃうから、できれば帰ったらもう手を動かせる状態にしておきたいんですよねー。


そんなことを考えていたら、20年ほど前、某メーカーに勤めていた時のことを思い出しました。当時は無線通信デバイスの開発業務に就いていたのですが、当時からIoTみたいな概念は語られていたんですね。で、ピンとこなかった私に示された例が、「冷蔵庫がその中身を把握して、外部から無線で参照できる」というものだったんです。


当時は寮生活で、冷蔵庫も特に必要なかったこともあり、それでも「ふーん」という感じだったのですが、今になって実感します。なんて素晴らしい機能なんだろう。


先進的な機能を私みたいな凡人が理解するのには、20年くらい必要ってことですね。