無頓着な松のショートエッセイ

いろんなことに無頓着な著者が、なんとなく思ったことをエッセイ風に書き連ねる雑記ブログです。何か感じるところがあったりしたら嬉しいですが、気軽に読んでもらったらと思います。


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喜びのS/N比

昨日今日と東京は寒くなり、昨日は二月並みの寒さなんてことを言われていました。今日は昨日ほどじゃないけど、風が強くてやっぱり寒い。しかしいいこともありました。自宅の玄関を出たところから富士山が見えるのですが、最近は春の空気になっていて見えなくなっていたんです。それが、久しぶりに空気が澄んで、その綺麗な姿を見ることができました。また昨日天気が悪かったから雪化粧になっていて、さらに綺麗でした。


今は外出自粛でそうそういいこともない日々なので、こういうことでもとても嬉しく感じます。普段が静かなので喜びのS/N比が高いということでしょうか。喜びだけじゃない、喜怒哀楽全部そうですよね。いや、一応家でできる範囲で仕事しているので、そしたら喜怒哀楽はある程度出てはきますけどね、職場でガッツリやってる時とはやっぱり違いますよね。


禅の修行僧なんかは、常に同じ日々を過ごしていくと言いますが、そうしているとやっぱりそういう非日常への感度というのはすごく高まるでしょうねえ。年に数日?休暇があって、自宅に帰ることが許されるそうですが、情報やら刺激やらが強すぎておかしくなっちゃうんじゃないかなんて心配したりもします。禅の修行で常に同じ日々を繰り返すのが、その感度を高めるためなのかは分かりませんが(というか、自分の体調や状態をすぐ確認、把握できるようにするためと聞いたことがあるような気がする)、そういうところは役に立ってくるところはあるんでしょうね。


私はエンジニアの仕事をしている以上、同じ日常というわけにはいきませんが、家にいる時に坐禅を組むなど、心静かに過ごして、ちょっとした喜びに気付けるようにできたらなと思います。その分、ちょっとした悲しみにも気付いてしまうことになるでしょうが、そこも受け止めていけたら人間的な成長もあるでしょう。全部受け止めていたら心のキャパを超えてしまうかもしれないから、程々にしないといけないですけどね。