昨日知人とLINEで話す機会がありました。その人は私より前から坐禅やってて、お寺で坐ったりもしている人なので、坐禅会の情報とか教えてもらおうと思ったんですが、今はコロナでずっと休止中ということで残念でした。その話の流れで、これから早起きしようと思うという話になったのですが、果たしてその人も昔は朝４時に起きてた、ということでした。まあ坐禅会に行くくらいだからそうですよね。
しかし、早起きは体に悪いという情報を得てからは、出勤の支度が余裕を持ってできるくらいの起床時間にした、ということでした。その情報のソースも見せてくれたのですが、ちゃんとした研究に基づく説で、そうなんだと思うに十分な内容でした。そして、その人の体幹としても、あんまり体調は良くなかったとのことでした。
そういうことなので、やっぱり４時半起きはやめた方がいいのかなとも思ったんですが、そしたら、私が範としている禅僧なんかはどうなるんだろうとふと思いました。悟りのためにわざわざ身体に悪い事をやってるのかな、と。今も通説は早起きは三文の徳ですから、身体に悪いというのは無視して、或いは知らずに、ずっと今まで来てるという事だと思いますが、彼らの場合は食事とかその他のところで健康的で、結果として釣り合っているという事なのかなと思うことにしました。
で、私についてです。私は肉も食べるしたくさん食べるし、少なからず酒も飲みます。これで超早起きって、身体にとっては最悪なんじゃなかろうか、大丈夫だろうか、そんな不安も出てきました。しかし、思い直すと、早起きが健康にいいというのは迷信だ、というレベルの話で、早起きが直ちに何らかの疾患に繋がるということではないんじゃないか、朝のスッキリした気持ちはメンタルには好影響を与えてるんじゃないか、それでチャラじゃないか、そういうふうにも思えてきました。
そもそも、私が４時半に起きるようにしたのは健康のためじゃなく、禅の世界を覗くためのプチ修行の真似事がしたかっただけなんです。だから、よっぽど身体に負担がかかるとか、早く起きなきゃというプレッシャーで日々憂鬱とかじゃない限り、すぐ止める必要はなく、しばらく続けてみて、その時の身体の声を慎重に聞いて、それからどうするか考えてもいいんじゃないかと。今のところは、早起きのせいで具合が悪いということもないので、それでいいだろうと思い直しました。
ということで、今日も４時半に起き、坐禅を組んだあと、今朝は写真を撮りながら10分ほど歩いて、臨済宗のお寺に参拝に行ってきました。静かに参拝するだけなら、早朝でも大丈夫ですよね、ね。
その道すがらに撮った日の出の写真を載せておきます。
