桜も咲いて、花見も終えて、さあこれからポカポカした気持ちのいい季節の始まりだと胸を躍らせていましたが、東京は一気に寒くなりました。朝の気温が5℃で最高気温が10℃をやっと超えるくらいとか。都内で雪が降ったところもあって、桜に雪という珍しい組み合わせが見られたところもあったようでした。花冷えと言ってもちょっと普段とは程度が違いますよね。先週末は、私が前に住んでいた所の近くで、暖かい空気のせいでつむじ風が起きたなんてニュースもやっていたのに。
そういえば何年か前に、公園に咲いていた綺麗な花が、やはり季節外れの雪に積もられていたことがありました。花のピンクと雪の白って相性がいいみたいで、花にとっては気の毒なようにも見えましたが、かえって綺麗にも見えたことでした。写真も撮ったんですがどこに行ったかな…どっちにしてもあまりいい出来ではなかったと思います。
まー冬服をしまってしまったという方もおられるかもしれませんし、寒いのはまあ快適なことではないでしょうが、桜に雪という珍しいものを見ることができた、これはこれで良いものだった、と思うしかないんでしょうなあ(私のいたところでは雨しか降らなかったのでアレなんですけど)。
寒い、天気が悪いだけじゃなくて、今回だったら桜に雪とかいうなんか芸術的な表現ができたり、真夏だったら熱帯夜続きの中で急に気温が下がって、なんか珍しい現象が起こったとか、滅多に見られないものが見られるような、語り草になるようなのだったら、多少快適感が損なわれてもまあいいかと思ってしまいます。体調を崩したり、天候不順で農作物に影響が出たりするようだと困っちゃいますけどね。
こういうことがあると、天気のことを話題にしたがりがちな日本人にとっては助かるでしょうね。今日は、話のとっかかりに困らなくてよかったという人も多かったかもしれませんね。私も助かりました。こうやって、ブログのネタになりました。