無頓着な松のショートエッセイ

いろんなことに無頓着な著者が、なんとなく思ったことをエッセイ風に書き連ねる雑記ブログです。何か感じるところがあったりしたら嬉しいですが、気軽に読んでもらったらと思います。


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名著いまだ健在

今の住処に引っ越してから、近所のコンビニの二階にあるイートインでこのブログを書いたり、そのほかにもネットを楽しんだりすることがよくあります。このイートインはイートインにしてはかなり広いので、ほかにも色々な人がいることがあります。


こないだは勉強している高校生カップルがいました。ちょっと目に入ったところによると、その人は数学の勉強をしているようでした。青チャートでした。チャート式。懐かしい。学校の補修では必須だったチャート式。青チャートということはちょっとできる方の人だったのかな。私は数学は得意な方だったので、やっぱり青チャートが好きでした。流石に赤チャートとまではいかないですけどね。


しかし、今でも受験勉強のお供はチャートなんだなと思うとちょっと感激でしたね。数学の科目内容も私たちの時とはかなり変わっていると思うんですが、それでもチャートは変わらず受験生の座右にある。内容は変わってるんでしょうが、名著って感じですよね。


と、定番の参考書もあれば、自分で発掘して見つけてくる参考書もあったりして、参考書選びは楽しかった覚えがあります。ただ、ちょっと立ち読みして買っただけでもうその内容を勉強してマスターしてしまったような気になってしまったりもしていましたが、あのワクワク感は気持ちよかったですね。これは大学に入ってからも、会社に入ってからもそうです。


また、受験参考書以外の専門書でも、定番となっている名著ってありますし、教科書の口コミは結構同級生同士で教えあったりもしていましたね。定番となっている名著と言って真っ先に思いつくのは、みんな持ってたキッテルの固体物理学入門だし、私がオススメしていたのは小出昭一郎さんの量子力学(裳華房)だったり、いや講談社のがいいという人もいたり、秀才の勧めでJ.J.サクライを借りて読んでみてみんなで挫けたり、色々やってたなーなんて思い出しました。


と言っても学年が若い頃は部活ばっかりだったから、授業で指定された教科書以外を買うということはほとんどなかったですけどね、引退してからですね。学問のほうで追い上げたのは。なので割ととっつきやすかった本、裳華房とか岩波とかそこらへんから入っていき、シリーズを結構揃えたなーなんて思い出したりもしました。


その手の専門書は最近まで持っていましたが、引っ越しで大量に荷物を減らさないといけなくなったので、多くを泣く泣く下取りに出しました。でも、また誰かの役に立ってるといいなと思います。そんな中でも、小出さんの量子力学の本は、上下巻ともまだ手元に置いています。部活から勉強にシフトした、生まれ変わった記念とも言っていい書ですからね。忘れられない、手放しちゃいけないものってのもあるもんです。