昨日ちょっと著者の名前を忘れましたが、図書館で借りてきたエッセイを読んでいると、「オリンピックやサッカーのワールドカップといった、何年かに一度の大きなイベントは、そのとき自分が何をしていたかを思い出すとっかかりになる」みたいなことが書かれていて、なるほどなと思いました。
私の場合、オリンピックはそうでもないですが、確かにサッカーのワールドカップを思い出すと、そのとき自分がどんな感じだったかを思い出すことができました。日本がどこそこと試合をしていた頃、自分はどんな生活をしていたとか。自分としてはそんなにサッカーの応援とか興味なかったつもりじゃなかったんですが、面白いモノですね。ということで、今回は、サッカーのワールドカップの大会毎に、自分がどんな感じだったかを振り返ってみたいと思います。
1994年 アメリカ大会
この大会では、いわゆる「ドーハの悲劇」があって、日本は本大会には出られなかったわけですが、予選、本大会とも一応大きな試合はテレビ中継をしていたような気がします。
このとき私は大学2年生。部活終わりに一人の家に集まってワイワイ遊んでた中で、中継をやっていたら一応見る、そんな感じでした。そのときのメンバーにサッカー好きはいなかったのですが、面白がってラモスがどうのとか言っていた気がします。
このときは、大学生活にも十分なじんで、部活中心に楽しく過ごしていました。
1998年 フランス大会
日本が初出場した大会ですね。このとき私はまだ大学にいて修士の2年。この出場を決めたイランとの試合は、今度は同じ学科の友人の家で、学科の友人からなるサッカーチームのメンバーと見ていました。最後岡野選手のゴールが決まったときはさすがに大声を出しました。
大会期間中は修論や学会発表についてもまだそこまで差し迫っておらず、小さな繁華街に飲みに行ったりしてたことを覚えています。店のカラオケ大会で3位に入り、高いお酒のボトルを賞品でもらったりしました。
2002年 日韓大会
このときはすでに会社に入っていたんですが、入社して配属された途端に親会社に派遣として出され、戻ってきたと思ったら今度は会社分割して親会社に吸収されで、面接を受けて入社した会社で働いていたことはわずかな期間しかなかったんですが、そのわずかな期間に、この大会が行われました。
長くは使うことのなかった、やけに広い喫煙室で、どの国が勝っただのなんだのって話をしていたことを覚えています。また、チュニジア戦のときに、金沢に旅行に行っていたことも覚えています。
2006年 ドイツ大会
このときは、結果的に一番長く住んだ、とても住み心地のいい寮に住んでいました。で、いきなり心を折られた日本の初戦、オーストラリア戦では、隣人がテレビを見ながら騒いでいるので、これが不快だったなんてことを、当時流行っていたmixiの日記に書いたりしています。
またこのときはランニングをバリバリやっていたころで、スポーツジムのランニングマシンで見られるテレビで試合中継を見ていたりしました。オランダ行けると思ったんだけどな~。最後ユニフォームがダサかったのがダメだったのかなぁ~。
2010年 南アフリカ大会
このときは、某バンドに所属し、メンバーの仕事の都合で、練習時間が夜中になっていて、夜更かしさんになっていました。時差の関係で、ちょうど練習が終わるころが試合時間になっていて、日本対オランダ戦だとか言って街は盛り上がっていました。まあオランダにはさすがに勝てませんでしたがね。その後、頑張った甲斐あって楽しいライブを開催することができました。
2014年 ブラジル大会
結婚は2010年の時点で既にしていたのですが、この大会は、結果やらなんやらを自宅で見た印象が強いです。このときはオランダがスペインを粉砕したのが嬉しくて…そう、私はオランダファンです。
このころはあまり記憶がないですね。順風満帆だったのでしょうか。
2018年 ロシア大会
この大会で覚えているのは、仕事帰りに、あまり行かない駅に誘われるまま行って、串揚げを食べながら酒を飲みながら、試合だったか結果を伝えるニュースだったかをテレビで見ていたことですね。このときもバスを乗り継いで渋滞に巻き込まれて行ったので、今の職場に既にいたんだなと思い出すことができました。
まあ最近の大会は、生活も最近と大きくは変わらないので、思い出すことも少ないですが、やはり昔のことはワールドカップとっかかりでいろいろ思い出すことができました。なかなか面白かったです。
皆さんはワールドカップの年、何をしていましたか?