前回、古川武士『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』の読書メモを書いて、次回に続きますと言っておいてから、忙しくてちょっと間が空いてしまいました。すみません。引き続き、気になったところを引用しながら書いていきたいと思います。
「早く寝れば早く起きられる!」
というか、早く寝なければ早く起き続けるのには無理がある、という方が正しいかも。かなり早く寝たのに起きたのは始業ギリギリなんてこともままあるわけで。でも、原則としてはやっぱりこういうことなのかな。とにかく、早起きして朝活やらなんやらしようとすれば、早く寝る必要がどうしても出てくるわけですね。
習慣化のコツは、結果より習慣行動に集中することです。なぜならば、習慣行動が定着すれば結果は自ずとついてくるからです。
早起きに限らず(この著者は、習慣化のコンサルティングをやっておられるようです)、勉強とか、かたや禁煙とかいった習慣をつけようと思ったら、まずは何も変わらなくても、その習慣をこなすことだけ考えろということですね。例えば早起きだったら、朝からスッキリとか、早朝からバリバリ行動できる自分を想像してしまうかもしれませんが、そうでなくても、最初はとにかくやる、それが大事なんだと教えられました。
一つずつ習慣化してください。
これだけだと何を言っているかわからないかもしれませんが、例えば、早起きしてジョギングするとか、早起きして英語の勉強するとか、いっぺんに複数のことを習慣化しようとしないでください、ということです。もちろんジョギングも英語もいいんですが、複数のことをいっぺんにマストにすると続かなくなるリスクが高いので、まずは毎日早起きだけはやる、そしてプラスでできるようならジョギングなり英語なりをやる、そういうスタンスでいなさい、ということです。
メインの早起きは絶対に実現するもの、サブの習慣はあくまで副次的にできたらいいもの、できなくても自分を責めないと決めておくのです。
というのは、まさに上で書いたようなことですね。いっぺんに複数の習慣が身につけばもちろんいいですが、やっぱり無理があるみたいです。まあ、身に覚えはありますね。
先延ばしにしたいという気持ちは、仕事の重さと脳のエネルギーの枯渇に関係がある
よく寝て、脳のエネルギーが満ちている状態で仕事に向かうと、先延ばしにしようという気が起きず、重い仕事も片付くので、その日の後に続く仕事もうまく進むというか、前向きに取り組める、と言ったことのようです。また、朝一はまだ脳のエネルギーが減っていないので、重い仕事に取り組むのには適している、ということかな。
というところで、また長くなってしまったので、もう一回区切ります。読書メモって結構長くなるのですね。そんなに厚い本じゃないのですが…それではまた。