ここ数か月、時々息が苦しくなることがありました。特にひどいストレスがあったわけではないのですが、過呼吸の類かなんかかなと思い、鼻呼吸していたのを口呼吸に変えるとか、その程度で症状はなくなっていたので、特に何も対策はしていませんでした。
それがこの間、それくらいでは済まないくらいに息苦しくなって、その症状が出たのは早朝だったのですが、再度寝るなんてこともできない感じだったので、病院が開くのを待って、駆け込んできました。
最初喘息の発作かなとも思ったんですが、痰が絡んでゼエゼエする感じじゃないのが不思議。そんなことを先生に症状を訴えたら、レントゲンやらなんやらの検査をして、出た診断がなんと、
心不全!
私でも知ってる、洒落にならない病気です。心不全で亡くなったというニュースも何度も見ています。これは大変なことになったと、顔から血の気が引きました。しかし、その次に医者の先生から出た言葉は…
「お薬出しときますね~♪」
え、それだけ?
薬飲んでたらいいという程度なの?一瞬の間に、入院も覚悟して、というか命も危ないかといろいろ考えをめぐらしたのですが、これもビックリでした。なんでも、血圧が高い(これはずっと言われていた)のを何とかするのが第一ということらしく、降圧剤を処方されました。それと、心不全だと浮腫みが出て、その浮腫みが心臓に負担を与えるので、浮腫みを防止するために、利尿剤を使用すると。
まあ、自分の足で歩いて病院に行き、自分で症状を訴えられるという時点で、心不全としてはかなり軽い感じだったのかもしれませんね。心不全という名前にビビりましたが、心不全といっても、軽いものから重症のものまで、危険度に大きな幅があるのでしょう。
とりあえず、私の場合はそれだけで済み、処方された薬を服用したら、その後はすっかり症状は軽快しました。ただ、利尿剤のおかげでトイレが非常に近くなり、それが困ったもので、これが夜まで続いたら(薬は朝に飲む)夜中とか眠れないじゃんとか思ったんですが、幸い夜はそれほどでもなくなっていました。
医者の先生には、薬を飲めとしか言われなかったんですが、他に生活で気を付けることがあるだろうと、ちょっと調べてみましたら、やっぱり浮腫みを防止するということで、食事についても塩分を控えるというようなことが書いてありました。あとはやっぱり肥満解消して、心臓への負担を軽減することだそうです。
もしかしたら、夜間頻尿も、心臓の不調による浮腫みが足に来た結果なのかもしれないなーと、ちょっといろいろな現象が一つの線で繋がったような気がしました。
そう、今の自分の健康問題のほとんどは、肥満が解消したら解消すると思うんですよね。この歳になると、太りやすく痩せにくいですからなかなか難しいのですが、今は酒を控える、早起きして、無理のない程度の散歩をする、といったところから取り組んでいます。