先日の記事で、睡眠の質を高めるために「鼻呼吸」と「筋トレ」をやるのがいいということを書きました。
思い立ったら即実行ということで、その日のうちから、無理なくできる範囲の筋トレと、鼻呼吸を心がけて眠るようにしました。筋トレの方は問題ないのですが、鼻呼吸のほうは、無理矢理口を閉じていたら苦しくて死にそうになりました。鼻が詰まっていると、安眠どころか永眠になってしまいますね。
これだと、まあ死にはしないにしても、寝付いたら無意識のうちに朽ち呼吸に切り替わってしまっているでしょうし、質の良い眠りはかえって妨げられるような気がします。
そこで、今回導入したのが鼻腔拡張テープです。まあ何を今さらというくらいもう珍しくないアイテムですが、これまでその存在を知らなかったので、早速ドラッグストアに出向いて購入し、装着して寝ることにしました。
寝る前に喜び勇んで装着しようとしたのですが、これが最初は結構難しいもので、まず装着面の脂なんかを綺麗に除去すること、貼る場所を間違えないようにすること~摘まんだら息ができなくなってしまう所にテープの端がくるように貼ること、など、最初だけかもしれませんが、ハードルの高さを感じました。
それでもなんとか装着完了していざ就寝です。鼻詰まりって、寝るときになって初めて自覚症状が出たりするものですが、実際横になってみたら、片方、詰まってる方がスッキリ通ったという感じはしません。でも詰まってない方は確かにスッキリして、鼻呼吸が楽にできているような気がします。
前日までは口を閉じて寝付くのも結構苦労したのですが、このおかげでスンナリ気持ちよく眠れそう、と思ったのもつかの間、別の問題が発生します。それはテープとはいえ異物を貼っているわけですから、鼻が痒くてしょうがないんです。でも引っ掻いちゃうとテープがはがれて使えなくなっちゃうので、我慢するしかないです。幸い暫く我慢したら痒みは治まってくるので、それまでの辛抱です(まあ後でまた痒くなりますけど)。
痒みを我慢しつつ、目と口を閉じて寝付くのを待ちます。仕事と筋トレの疲れもあったのかもしれませんが、すぐに寝付くことができました。いびきの様子や睡眠時無呼吸だったかは自分では分かりませんが、確かに起きた時はスッキリしたような気がしました。夜中に何度も起きることもなかったし。
ということで、痒みがあったりして完璧ではないにせよ、睡眠改善には一定の効果がありそうです。まだ一日試しただけなので分からないので、暫く続けてみようと思います。個人的には、酒を飲んだ夜も快眠できるようならバッチリだと思っています。とはいえ、あんまりたくさん飲みすぎたら、鼻呼吸云々以前の問題になるとは思いますが。
あ、そうそう。このように快眠できた感じはしましたが、本来の目的である早起きは実現しませんでした。やっぱり寝てしまう。無念。