無頓着な松のショートエッセイ

いろんなことに無頓着な著者が、なんとなく思ったことをエッセイ風に書き連ねる雑記ブログです。何か感じるところがあったりしたら嬉しいですが、気軽に読んでもらったらと思います。


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Runnerだった思い出

仕事の昼休み、職場の食堂でご飯を食べながらテレビを見ていたら、トーク番組にサンプラザ中野くんが出演していました。爆風スランプのヒット曲「Runner」の生演奏(パッパラー河合さんも出演していた)に始まり、この曲のことについての話をしていました。

私は実はそんなに音楽情報に詳しいわけではないので、この「Runner」という曲が、脱退する江川ほーじんさんに贈る曲だったなんてことは今日初めて知りました。江川さんと言えば、去年暮れの交通事故以来まだ意識が戻っていないようですね。なかなか難しい状況であるとは思いますが、なんとか回復してほしいものです。

さて、この「Runner」という曲ですが、私が中学生の時(1988年)にリリースされて、ヒットした曲であります。この頃と言いますと、奇しくも私が陸上部、しかも長距離で練習を重ねていた頃でありまして、この曲が文字通り走る事だけについて歌っている訳ではないことは承知の上で、それでも嬉しく、贔屓にして聴いていました。

陸上については、まあまず実力が全くなかったので、試合で良い成績は出せませんでしたし、日々の努力についても、怪我があったとは言えもっと頑張れたんじゃないかと今になって思うくらいのものでしたから、陸上部での活動で、大事な学びを得たというのはおこがましいという気もするのですが、それでも、自分なりに頑張り、将来に向けてその「頑張る」のレベルを引き上げることはできたんじゃないかと思っています。端から見たら足りなくても、生まれて初めて「自分なりに真剣に努力して」何かに取り組んだというのは、その後の土台にはなったはずです。

そんな陸上部、卒業式の日に顧問の先生が部員に記念にくれたのは、「祝・卒業」のメッセージの書かれたバトンでした。長距離の私はバトンを使うことはなかったわけですが、それでも陸上にゆかりのあるものだったことで、陸上部だったということが強く感じられて、愛着のあった私としてはとても嬉しかったです。実家に大切に取ってあるつもりですが、実家も大きく様変わりしましたから、もうないかもしれません。ざんねんではありますが。

ところで、中学の修学旅行は大阪・京都・奈良だったんですが、京都のお土産屋さんで、部活ごとに違うメッセージとイラストが描かれた小さな鏡が売られていて、私は「走れ!陸上部」と書いてあるのを買った覚えがあるんですが、やっぱりあそこらへんのお店って、そういった修学旅行の学生向けに商品も揃えてるんでしょうね。そりゃあそうですよね。マーケティングですよね。