無頓着な松のショートエッセイ

いろんなことに無頓着な著者が、なんとなく思ったことをエッセイ風に書き連ねる雑記ブログです。何か感じるところがあったりしたら嬉しいですが、気軽に読んでもらったらと思います。


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入院の顛末(2)

昨日の記事で、心臓を悪くして入院し、怖い怖い心臓カテーテル検査をしたというところまでお話ししました。この後はその息苦しさや胸が締めつかられるような感じといった症状が出ないかどうか様子を見ながら、降圧剤を使用して安静にし、血圧を下げるという方針になります。幸い、これ以降退院まで、それほどきつい症状が出なかったのはよかったです。

心臓カテーテルでは、動脈を切ってそこから管を入れるので、放っといたら血がドバドバです。なので、止血が重要になります。ということで、術後2時間はベッドの上で安静、トイレにも行けません。幸いトイレに行きたくなることはありませんでしたが。しかし2時間もぼーっとしているのは流石に辛いので、時刻を知りたいという名目で看護師さんに頼んで、スマホを荷物から出してもらいました。これは非常に助かりました。それから、2時間ごとに、手首の止血バンドを段階的に緩めていきます。最終的にバンドが取れたのは翌朝でした。

そして、その日の夜から、念願の食事が食べられるようになりました。やはり入院中の楽しみといえば食事なので、まあ味や量は物足りなくはありましたが、やはりありがたく、美味しくいただきました。味については、特に、高血圧が原因ということで、減塩食になっていたんですね。でも極端に味がないということもなく、そこはありがたかったです。

さて、昨日の記事で、お金が全然ないと書きましたが、この時まだ給料日を迎えていなかったので、お金がないことには変わりがありません。退院予定日にもお金がありません。入院翌日、動けるようになってから、受付に入院手続きをしに行ったのですが、そこで相談すると、費用の分割の相談に乗ってもらえました。やはり何でも言ってみるもんですね。しかし、結構離れたところにある病院に入院したので、退院時に自宅まで帰る手段はどうにかしないといけません。そこで、ソフトボールチームのグループLINEに、当日車で迎えに来てくれる人いませんかとメッセージを流したところ、なんとお金を貸してくれる、しかも病院まで現金を持ってきてくれるという、素晴らしく親切な人が現れまして、圧倒的感謝でした。持つべきものは良い友達です。Sさん、本当に助かりました。

こうして心配事がなくなり、症状も出なくなったので、入院生活をエンジョイできるようになりました。そうすると行きたくなるのが売店です。入院していた病院は、セキュリティの問題や、コロナ感染拡大防止の観点から、売店(外のコンビニ)に行くにもセキュリティーカードが必要で、その都度看護師さんに頼んで貸してもらう形だったので、そんなに頻繁に行くのも憚られ、せいぜい一日一回くらいだったのですが、アイスを買って外のベンチで食べたのは、気持ちよかったなあ。気候も良かったですからね。

そしてようやく退院の日を迎えます。処方薬をもらって、会計に行き、ちゃんと費用は分割で払うよとの誓約書を書き、晴れて自由の身です。流石に三日も寝て過ごしていたので、駅までの10分ほどの歩きが少々きつかったですが、喜びがまさったのか、足取りは軽かったです。そして、昼食として某所で食べたチャーハンはとても美味しかったです。しかし、これからは血圧に気をつけて、薄味でやっていかないといけませんね。

そんなわけで、今は仕事にも復帰し、少々体力不足は感じながらも普通の生活を取り戻しつつあります。しかし、今回の事件の原因は、高血圧の治療をサボったことと、ちょっとした身体の不調を放っといたことだと思っているので、ここはしっかりしていかなければと思いました。もう若くないですしね。