無頓着な松のショートエッセイ

いろんなことに無頓着な著者が、なんとなく思ったことをエッセイ風に書き連ねる雑記ブログです。何か感じるところがあったりしたら嬉しいですが、気軽に読んでもらったらと思います。


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芸術は人を笑顔にできる

先日、昔すごく好きでよく聴いていた曲を久しぶりに引っ張り出して聴きました。曲自体の良さも色褪せてないし、なんかよく聴いてた若い頃の色々なことを思い出したりして‘、しみじみいい気分になり、気が付いたらニコニコ笑顔になっていました。

また、先日友人の経営している店に飲みに行き、他のお客さんと話したりしているときに、私の撮った写真の話になり、自分のお気に入りの一枚をその人に見せたら、お酒が入っていることもあるかもしれませんが、その人の顔がみるみるほぐれて、ニコーっと笑顔になったんですね。これまで、おおすごい、とか、いいねー、といった、驚いたような反応というのは見たことがありますが、みるみる笑顔になるという反応は見たことがなかったので、なんか妙に嬉しかった覚えがあります。

最初に書いた、私がその曲を聴いたときの反応も、その人の反応と同じようなものだったんだと思います。すごくいい(、というと自分の写真に対する自画自賛がすぎるので、ドンピシャですごく気に入った、と書いた方が適切でしょうか)ものに出会うと、人は自然と心がほぐれて笑顔になるのかもしれませんね。

確かにそう考えると、よく写真を見てもらっている老婦人がいるのですが、その人も、最初は驚いた後に、笑顔で嬉々として感想を述べてくれます。そして、心が和むとか癒されるとか言ってくれます。写真を撮るときはそれほど考えずに、美しさを追求して撮っているのですが、その結果として、人を笑顔に、ひいては、ひとときでも人を幸せな気分にできるのなら、それは本当に嬉しいことですね。そういう時の笑顔は、幸せな気分から溢れ出てくるものでしょうからね。

このように、音楽や写真、または絵なんかもそうでしょうが、こういう、人を幸せな気分にするというのは、芸術のもつ意味の一つなのかもしれないと思いました。もちろんそれだけではなくて、自分の思いを主張する手段とか、哲学的な表現とか、色々な意味もあるのでしょうが、私みたいな半端者の表現する芸術には特に、そういう側面もあるのかもしれないなと。

今は美しい自然の写真やポートレート(これはまだ練習の段階で、無料でモデルになってくれる人を募集しているところですが)ばかり撮っているので、人を喜ばす側面というもののウェイトは大きいはず。そこら辺を自覚して撮るように、まず、自分が見て笑顔になるかどうかなんてことも考えながら、撮っていけたらと最近は思っています。